April 14, 2006

永久に旅立った妹が残してくれたもの3

アート23d83862.jpgヒーリング・アートセラピー

永久に旅立った義妹が残してくれたもの3

華やかに咲いていた桜も、細かな花びらが美しく舞いながら新緑の葉桜の季節になりましたね。咲き始めから散るまであっという間です。

長い宇宙の時間からみたら人間の一生もこの桜の花よりも短いのでしょうね。

数年前、仕事が忙しく朝早くから夜中まで働いて帰るという時期がありました。私生活でも人間関係が複雑に入り組んでいて精神的にも体力的にもかなり疲れていました。

そんなある朝、私の人生なんなんだろうと考えながらふっと空を見上げたら、なんと桜が満開ではありませんか!(その頃住んでいた家から駅までの数分の道は桜並木でした)

「いつ桜は咲いたんだろう!?」って思いました。毎日、下を向いて会社に向かい真っ暗になってから帰ってきた私には桜のつぼみが膨らんだのも、開花したのも全然気がつかなかったんです。

きれいな朝日に照らされてうすピンクのはながさわやなか風邪にかすかに揺れている姿はとてもきれいでまぶしくて 「あ〜なんてきれいなんだろう!」みとれながら心から硬い氷が溶けだし新鮮な空気が体中に入ってくる心地良さを感じました。

したら今までの体の疲れや悩んでいたことが洗い流されるようで 「大丈夫、乗り切れる。みんな上手くいく!」って何の根拠もないけれど、きれいに咲いている桜を見ただけで未来まで明るく思えました。単純な私(笑い)

その時、人は自然から癒されるのだと感じました。

その頃、癌の再発にびくびくしながらも懸命に子育てに仕事に頑張っていた義妹はストレスがピークに達し、仕事が忙しく朝早くから夜中まで働いている夫(私の弟)に対しても不平不満が溜まり、会うたびに夫の愚痴、夫を育てた両親の愚痴、愚痴、愚痴。何回かは話を聞いては共感したりしていた私でしたが、そこは天使にはなれない私。会うのが辛くなり言い訳をつくっては会わないようにしていました。会っても「夫を変えるにはまずあなたが変わらなくては」なんてこと言ってしまってました。(今思うともっと話を聞いてあげればよかったのにって思うこともあります)

でも桜かきれいだったこを伝えたくて義妹に会いに行きました。そしたら義妹も桜が咲いているのに気づいていなかったんです。懸命に毎日を生きていて。

二人で桜をみあげながら久しぶりに優しい気持ちになり話せました。代々木公園を子供達と散歩しながら心地いい優しい自然に包まれてきました。そしてお酒の大好きな義妹と子供達を連れて夜は義妹の大好きな居酒屋さんへ(^.^)飲んで食べて沢山話して楽しい一日でした。

しかし、少々酒乱ぎみな義妹は笑って怒って泣いて大変でした(;^.^A)

義妹の話をじっくり聞くと、彼女は短いかもしれない自分の人生で子供達と家族の時間を沢山もっていきたい。いろいろなところに旅行に行ったりスキーをしたり映画をみて分かち合ったりしていきたいんだって!子供達と沢山の思い出をつくりたいのだと。なのに夫は仕事仕事でまるで母子家庭のようと。私はその頃、夫と二人の生活でしたが私の仕事があまりにも忙しく家族の会話や時間がなかったと反省しました。そして自然を見に夫と二人で旅行をしようと思いつき出かけたのでした。義妹は夫(私の弟)にそのことを正直に話し、家族で旅行にでかけたのでした。

桜と義妹に感謝です!

 



yachiyo1 at 13:15│Comments(0)TrackBack(0)

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